Illustratorクリエイター能力認定試験エキスパートについて
Illustratorクリエイター能力認定試験のスタンダードに合格し、
今度はエキスパートを狙おうという方に、
エキスパートの試験対策をご紹介します。
資格名 Illustratorクリエイター能力認定試験
公式サイト http://www.sikaku.gr.jp/ns/il/
主催 サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会
試験目的 ドキュメントデザイン技術に関する知識を有し、Illustratorを駆使して、提示されたテーマ・素材から、仕様に従ってコンテンツを制作する能力を認定します。(公式サイトより抜粋)
認定基準 Illustratorを活用し、クライアントのニーズに対応した創造性の高いコンテンツ制作ができる。
●デザインコンセプトや表現の目的に応じて適切な機能を選択し、表現できる。
●DTP/Webデザインに関する基本的な知識がある。
その他につきましては、公式サイトをご確認下さい。
受験レベル「エキスパート」の内容
エキスパートは、試験が大きく2つ
「第1部」と「第2部」に分かれます。
ただし第1部には、知識問題・実技問題が課されます。
エキスパート第1部の内容
第1部の試験は、知識問題と実技問題を
制限時間50分で解きます。
まずは、知識問題のサンプルの一部を抜粋しましょう。
このように、塗りの色の知識だけでなく、
オーバープリント等のDTPの知識も入ってきます。
普段、DTPの業務に従事されている方なら特に問題無いですが、
知識無しでしたら、この辺りの対策は
公式の試験問題集を解いていくことが、一番手っ取り早いです。
実技問題は、以下のような問題が出題されます。
パターンの回転だけでなく、
複合パスの知識も入ってきます。
やはりスタンダードより難しいですが、
こちらも、きちんと指示通りにオペレーションができれば、
確実に問題を解くことができます。
エキスパート第2部の内容
第2部の試験は、下図のような実践問題を
90分で解いていきます。
スタンダードと同じようなハガキ作成ですが、
今度はパスファインダーの「分割」や、
アピアランスパネルの操作などが入ってきます。
多少悩むところはあるかもしれませんが、
きちんと文章を読んで、指示通りに動けば、
確実に解けるはずです。
エキスパート問題のまとめ
いかがでしたでしょうか?
やはり、スタンダードと比べて、
知識問題があったり、少し難しい問題が入ってきますが、
きちんと試験勉強をすれば、十分合格点を取ることができます。
エキスパートの合格基準は、
知識問題・実技問題の得点率65% 以上で、
かつ実践問題の得点率70% 以上です。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。