イラレでペンキのような塗りを再現しよう!

ペンキのような塗りを再現する

イラストレーターでペンキのような塗りをする際は、
どのようにしてますでしょうか?

なんとなくブラシツールなどでやってみたけれど、
なかなかうまく表現ができない・・・という方も
いらっしゃるかと思います。

今回は、
「塗りブラシツール」
「ワープツール」
「消しゴムツール」
「高彩度の塗り」
これらの手段を使って、よりリアリティのある
ペンキを表現してみたいと思います。

ペンキのような塗りを作る方法

1.ツールパネルより「塗りブラシツール」を
ダブルクリックします。
すると「塗りブラシツールオプション」のダイアログが
表示されますので、下図のように設定します。

52_01

2.「塗りブラシツール」で、下図のように少しドラッグします。
塗りのカラーは黒、線のカラーは「無し」にしています。

52_02

3.さらに、塗った上からドラッグします。
すると、塗り足した部分と結合されます。

52_03

4.ツールパネルより「ワープツール」を選択します。

52_04

5.ワープツールをダブルクリックし、
「ワープツールダイアログ」を表示させます。
下図のように設定し、OKボタンをクリックします。

52_05

6.ワープツールでオブジェクトの上をドラッグすると、
粘土を引き延ばすように、オブジェクトが伸びます。

52_06

7.オブジェクトの塗りの色を、明るい色に変えてみます。

52_07

8.ツールパネルより「消しゴムツール」を選択し、
オブジェクトの下部分を削ります。

52_08

9.上部メニュー「ウィンドウ」-「スウォッチ」の順に
クリックします。

52_09

10.スウォッチパネルが表示されました。
スウォッチパネルの右上部にあるメニューボタンをクリックし、
「スウォッチパネルを開く」-「カラー特性」-「高彩度」
この順にクリックします。

52_10

11.彩度が高いスウォッチパネルが表示されました。
この色で指定すると、よりペンキのような表現ができます。

52_11

12.仕上げに「6.」にて使用したワープツールで、
輪郭を微調整していきます。

52_12

13.以上で完成です。

52_finish

ペンキ塗りのまとめ

いかがでしたでしょうか?
うまくペンキのような表現ができましたか?

ここで、ポイントのおさらいです。
・塗りブラシツールを使って、ざっくりとした形を描く。
・ワープツールを使って、粘土のように引き延ばす。
・消しゴムツールを使って、ペンキが垂れているように削る。
・高彩度の塗りを使って、よりペンキっぽい表現をする。
・さらにワープツールを使って、形を整える。

ぜひ、何度も試してみてくださいね。

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