イラレで簡単に矢印を作ってみよう!

「線」を使って矢印を描きます

Illustratorで矢印を描く場合、
例えばこのように考えていらっしゃいますか?

・ペンツールなどを使って三角形(矢印の先端部分)を描く。
・まっすぐな直線を描く。
・三角形と直線のパスを、パスファインダーなどで結合する。
(もしくは、三角形と直線のパスをグループ化する)

確かに上記の手順でも制作することができますが、
左右不対称のような、いびつな矢印の形になってしまうことがあります。

なので、イラレの機能を使って、正確な矢印を描画しましょう。
今回は「線パネル」の機能を使って、矢印を描いていきます。

イラストレーターで矢印を作る方法

1.ツールパネルより「直線ツール」をクリックします。
(ツールパネルの「ペンツール」でも構いません)

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2.まっすぐな直線を描きます。

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3.上部メニュー「ウインドウ」—「線」の順にクリックし、
線パネルを表示します。

06_03

4.線幅のみの線パネルが表示されました。
ここで線パネルの右上にあるボタン(下図参照)をクリックします。

06_04

5.ボタンをクリックすると「オプションを表示」項目が
表示されますので、クリックします。

06_05

6.すると、線幅以外の様々な形状をいじる項目が表示されました。

06_06

7.描いた直線を選択した状態で、線幅を4ptにして、少し太くします。
続いて線パネル中央にある矢印のプルダウン(2つあるうちの左側)を
クリックし、さらに「矢印1」をクリックします。

06_07

8.すると、直線の左側が矢印になりました。
(描いた始点の部分が矢印になりました)

06_08

9.矢印のプルダウンメニューの右側をクリックをして、
こちらも「矢印1」で選択してみましょう。

06_09

10.すると、直線のもう一方(描いた直線の終点にあたる箇所)にも、
矢印が適用されました。

06_10

11.描いた矢印をアウトライン化しましょう。
矢印を選択した状態で、
上部メニュー「オブジェクト」—「アピアランスを分割」の順にクリックします。

06_11

12.直線と両端の矢印が、アウトライン化されました。
あとは好みで形状を変えてみるなど、デザインしてみましょう。

06_12

矢印の作り方のまとめ

いかがでしょうか?
サクッと簡単に矢印を作成できる方法をご紹介いたしました。
線パネルの「倍率」の数字を上げると矢印の先端部分が大きくなり、
先端位置のボタンをクリックすると、
「矢の先端をパスの終点から配置」にするなど、
様々な形状にすることができます。

細かくカスタマイズして、自分のオリジナルの矢印を
デザインしてみて下さいね。

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