aiをpsdへ!イラレのデータをフォトショップで読み込む方法

「読み込み」で、Photoshopへ!

おそらく、皆さん一度は、
イラレとフォトショの使い分けについて
考えたことがあるのではないでしょうか?

これは個人の感覚にも依るところがあるのですが、
Illustratorは、パスを自由自在に描いたり、
文字組み作業に適したソフトウェアです。
一方、Photoshopは、高度な画像処理を行うことに、
とても適したソフトであると認識しています。

そして、Photoshopで制作している時など、
「イラレで作ったイラストのデータをフォトショで読み込みたい!」
といったシーンがよくあります。

今回はそのような、イラレのデータ(.ai)を、
フォトショ(.psd)に読み込む方法についてご紹介していきます。

IllustratorのデータをPhotoshopで読み込む方法

1.Illustratorで、キャラクターを制作します。
今回はパスのみで制作し、塗りと線のカラーなどを、
適当に塗っていきます。

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2.レイヤーは、このように分かれています。
また、「顔」レイヤーは、目や口など顔のパーツを、
グループ化しています。

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3.すべてのレイヤーを選択した状態で、
レイヤーパネル右上のメニューから、
「サブレイヤーに分配(シーケンス)」をクリックします。

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4.するとサブレイヤーの名称が、
「レイヤー2」「レイヤー3」・・・のように、変わりました。

07_04

「レイヤー3」の中に左足、「レイヤー4」の中に胴体・・・といった具合に、
サブレイヤーが自動的に作成された状態になっています。

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5.上部メニュー「ファイル」—「書き出し」をクリックします。

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6.任意の保存先を指定し、ファイル名を記載し、
書き出し時のファイル形式は「Photoshop(psd)」を選択し、
「書き出し」ボタンをクリックします。

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7.すると、「Photoshop書き出しオプション」が表示されますので、
任意のカラーモード、解像度、オプション等、指定していきます。

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8.任意の保存先に、psdファイルが作成されました。

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9.新たに作成されたpsdファイルを、
Photoshopで開いてみます。

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10.Photoshopのレイヤー構造を確認してみましょう。
サブレイヤーがそれぞれ、レイヤー分けされています。
また、Illustratorでグループ化した「顔」レイヤーは、
「レイヤー2」グループの中に格納されています。

07_10

読み込みのまとめ

いかがでしょうか?
psdファイルに読み込みされたファイルは、
サブレイヤーごとに、レイヤー分けされていましたね。
ただし、読み込むとパスデータではなく、
ラスターデータになってしまいますので、
読み込んだPhotoshop先で拡大・縮小する際は、ご注意下さい。

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