「Illustratorクリエイター能力認定試験ベーシック」試験対策

イラレにも、検定試験があります。

普段使っているイラストレーター。
就職活動や転職活動、実力の証明が欲しい場合、
自分の実力の物差しとなってくれる資格です。
ぜひ、この機会にイラレの資格試験を検討してみて下さい。

資格名 Illustratorクリエイター能力認定試験

公式サイト http://www.sikaku.gr.jp/ns/il/

主催 サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会

試験目的 ドキュメントデザイン技術に関する知識を有し、Illustratorを駆使して、提示されたテーマ・素材から、仕様に従ってコンテンツを制作する能力を認定します。(公式サイトより抜粋)

認定基準 Illustratorを活用し、指示通りの作業を正確かつ合理的に行う事ができる。
●作業指示書に基づいた制作ができる。
●Illustrator®の基本的な操作ができる。

その他につきましては、公式サイトをご確認下さい。

今回は、受験レベル「スタンダード」にターゲットを絞って、
受験対策をご紹介します。

受験レベル「スタンダード」の内容

スタンダードは、試験が大きく2つ
「第1部」と「第2部」に分かれます。

スタンダード第1部の内容

第一部の試験は、トータル8問用意されております。
制限時間は50分です。
下記内容は、公式サンプル問題からの出題です。

・ペンツールを使った簡単なパスを書く
・塗りと、透明度の指定
・インデント等の簡単な文字組み
・同心円グリッドツール
・ブレンドオプションの設定
・レイヤーパネルの操作
・クリッピングマスク
・パターンの適用

初心者の方にとっては、一見難しそうに見えますが、
問題自体は比較的易しいものです。

例えば、同心円グリッドツールに関しては、
このような問題です。

54_01

基本的には【手順】通りの指示に従って、
オペレーションしていけば、確実に解けます。

「同心円グリッドツール」の意味が分からなくても、
「ツール」という単語がありますので、
ツールパネルの中から必ず存在することがわかります。

つまり、この試験の目的は、
「言われた指示通りにイラレをオペレーションすること」
ということになります。

スタンダード第2部の内容

制限時間90分以内での、ポストカードの制作です。

54_02

上記の問題文に記載しております通り、
「制作指示書」に従って、ポストカードを作成するものです。

54_03

この通り、指示に従って作業していけば、
必ず100点満点が取れる問題です。

スタンダード問題まとめ

いかがでしたでしょうか?
資格試験とはいえ、きちんと指示通りに操作できれば、
十分に合格できるレベルです。

スタンダード合格基準は、
実技問題の得点率65% 以上で、
かつ実践問題の得点率70% 以上です。

ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

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