パスの基本!ベジェ曲線を描く練習しよう!

イラレを使う第一歩、パスの基本を押さえよう。

イラストレーターは、
三角形や四角形、円など、様々かつ複雑な図形を描くことが、
とても得意です。

イラストレーターで描く図形というのは、
「ベクトル画像(ベクター画像)」と呼び、
点と座標で描かれた画像なんです。

点と画像で描かれた画像ということは、つまり・・・
「画像をいくら拡大しても画像荒れすることがない」ということであって、
数式で画像を表現しているようなものなのです。

このように、座標の点と線で結んで描く画像のことを、「パス」と呼び、
パスで描いた曲線のことを「ベジェ曲線」と呼びます。

では、今回は簡単なパスと、ベジェ曲線の描き方について
ご紹介していきます。

簡単な四角形を描く練習をしよう!

1.ツールパネル「ペンツール」を選択します。
カラーの塗りは「無し」、カラーの線は「黒」に設定します。

ペンツールで、アートボードに1回だけクリックします。
すると、クリックした場所から、糸が引くような形になります。
その状態で、別の場所にクリックします。

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2.さらに、別の場所(四角形の別の角にあたる場所)へ、
1回だけクリックします。

28_02

3.また角ができますので、別の場所へクリックします。

28_03

4.元の場所(アンカーポイント)に目がけてクリックし、
1周させます。これで、簡単な四角形をパスで描くことができました。

28_04

簡単な曲線(ベジェ曲線)を描いてみよう

1.ツールパネルより、ペンツールをクリックし、
アートボードをクリックします。
円の4分の1にあたる場所を目がけて、クリックしっぱなしにし、
そこから右方向へドラッグします。

28_05

6.そこから、半円の頂点にあたる部分をクリックします。

28_06

7.あとは、下図のように角をクリックして、
パスを1周させます。

28_07

ベジェ曲線の練習方法

上手く描けましたか?
初めて曲線を描くけど、円弧がイビツになって、
なかなか上手く描けない・・・
そういう方々も多いのではないでしょうか。

ベジェ曲線は理屈よりも、とにかく練習あるのみです。
そこで、ひとつベジェ曲線の練習方法をご紹介します。

1.下図のように、アートボード内に、
ツールパネル内「横書き文字ツール」を使って、
太いゴシック体で、アルファベットの小文字を描きます。
なるべく太い書体にしましょう。

グレーの薄い色を塗りに設定し、線は「無し」に設定します。
一通り設定しましたら、文字にロックをかけておきましょう。

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11.ツールパネル「ペンツール」で、下図のように、
アルファベットの輪郭を描きます。

28_11

12.下図のように、直角にあたる場所は、
直角にあたるアンカーポイントをクリックします。
すると、直角を描くことができます。

28_12

13.アルファベットの外郭を描いていき、必ずパスを1周させます。
パスを1周させないと、パスの中の塗りを
設定することができません。

28_13

パスの基本まとめ

いかがでしょうか?
手間取った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

パスの描き方やベジェ曲線の描き方は、
とにかく練習あるのみです。
頑張って下さいね!

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