イラレで木目のパターンを作ってみよう!

Illustratorで木目を作ってみよう

イラストレーターで木目の模様を作る際、
どのようにしていますか?

ブラシツールでうまく木目のように塗っていく・・・
そういう方法もありますが、
もっと簡単で、リアリティのある木目パターンを
作ることができます。

茶色の塗りつぶしに効果を適用する方法です。
では、その方法についてご紹介していきましょう。

イラレで木目パターンを作る方法

1.まず、ツールパネルより長方形ツールをクリックし、
下図のような長方形を描きます。
長方形の塗りカラーは白、線の塗りカラーは黒にしています。

49_01

2.長方形の塗りカラーを変更します。
塗りカラー・・・C:40% M:69% Y:98% K:2%
茶色系でしたら、あまり細かくこだわる必要はありません。

49_02

3.茶色の塗りの長方形ができました。

49_03

4.上部メニューより、
「効果」-「テクスチャ」-「粒状」の順にクリックします。

49_04

5.すると「粒状(100%)」のダイアログが表示されました。

49_05

6.ダイアログ右上の詳細については、下記のように設定します。
密度・・・40
コントラスト・・・50
粒子の種類・・・縦

一通り入力しましたら、OKボタンをクリックします。

49_06

7.すると、長方形の塗りが、木目のパターンになりました。

49_07

8.いろんな種類でカスタマイズしてみます。
下図は以下の通りです。
密度・・・37
コントラスト・・・46
粒子の種類・・・横

49_08

9.次に、下図のような木目を再現してみます。
設定は以下の通りです。
密度・・・37
コントラスト・・・41
粒子の種類・・・縦

今度は、効果を適用する前の塗りを、
明るめの茶色に設定しました。

49_09

10.次に、下図のような木目を描いてみます。
設定は以下の通りです。
密度・・・37
コントラスト・・・3
粒子の種類・・・横

今度は、効果を適用する前の塗りを、
濃いめの茶色に設定しました。

49_10

木目パターンのまとめ

いかがでしたでしょうか?
かなり簡単に、素早く木目パターンを作ることができましたね。

ここで木目を作る際のまとめです。
・基本的に、茶系の塗りの色のオブジェクトに、
「効果」-「テクスチャ」-「粒状」をかける。
・茶系の塗りは、明るめの色でもOK。
・「粒子の種類」で、異なるパターンの種類を作る。

これらを踏まえて、
壁紙だけでなく、ハガキや名刺、パンフレットなどの
背景画像に使ってみたり、
色々なシーンで試してみてくださいね。

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