路線など、様々な線種をイラレで作ろう!

イラストレーターの「線」は、
色んな種類を作ることができます。

イラレのペンツールや線ツールを使っていくうちに、
路線とか、様々な線を上手く描きたいなと思ってきます。

色んな線を描くためには、
「線パネル」と「アピアランスパネル」を使いこなすことが、
ポイントとなってきます。

それでは、ひとつの例として「路線」の描き方をご紹介しましょう。

路線の描き方

1.ツールパネルより「線ツール」を選択し、
まっすぐな横線を描きます。
(ペンツールでも構いません)
線のカラーは「黒」、塗りのカラーは「無し」にします。

14_01

2.描いた線を選択した状態で、線幅を「20pt」に設定します。

14_02

3.上部メニュー「ウィンドウ」—「アピアランス」をクリックします。

14_03

4.すると、下記のように「アピアランスパネル」が表示されます。

14_04

5.アピアランスパネル内の「線」を選択した状態で、
左下のボタン「新規線を追加」をクリックします。

14_05

6.すると、アピアランスパネル内に「線」がもう一つ増えました。
アピアランスパネル内にある2つ「線」があるうち、
一番上の「線」のカラーをクリックし、
カラーパレット内より「ホワイト」を選択します。

14_06

7.すると、線が白になりました。
詳しく説明すると、こちらは線が二重になっています。
(20ptの黒線の真上に、20ptの白線がピッタリ重なっている状態)

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8.上部メニュー「ウィンドウ」—「線」をクリックします。

14_08

9.「線」パネルが表示されますので、
線パネルの右上部のメニューボタンをクリックし、
「オプションを表示」をクリックします。

14_09

10.すると、線幅の下の詳細設定が表示されます。
下図および4点の通りにそれぞれ入力およびチェックをしていきます。

線幅:16pt
線端:「バット線端」をチェック
破線:チェック
線分:20pt

14_10

11.すると、下図のような路線が出来ました。
「破線」とは、名前の通り破れた線のことで、
「線分」・・・線の長さ(白線)
「間隔」・・・線と線の間隔
このように表します。

14_11

12.線路の上に長方形を描き、駅名を記載して、
ホームの出来上がりです。

14_12

線種のまとめ

いかがでしたでしょうか?
線パネルの「破線」「線分」「間隔」を設定することで、
破れた線を自由に描くことができます。
また、「線端」を「丸型線端」に選択することで、
端が丸っこい線を描くことができます。
この丸形線端を応用して、三点リーダーのようなものを描くこともできます。

また、アピアランスパネルは非常に便利で、
アピアランスパネルを使いこなせるかどうかで、
イラレの中〜上級者を判断するというデザイナーさんも
いらっしゃるくらいです。

ぜひ、これらをお試し下さい。

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